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【お家でヘアカラー】キレイに染める6つの方法【後編】

お家で出来るグラデーションカラーのやり方とは?

『毛先に行くに連れて色味(明るさ)が変わるカラー』
ほとんどの場合、毛先に行くにつれて明るくするカラーが多いですが、デザインによっては色味を変えたりもします。
印象・・・デザイン度がアップするのでオシャレに見られやすい(派手に見える)
ダメージ・・・多くの場合、毛先はブリーチで抜くのでダメージは大きくなる
注意点・・・職場で髪色の規定が厳しい場合はNGになる可能性もある

カラー剤を用意
①ブリーチ剤(1回目に塗る薬)
②12レベルのピンクアッシュのカラー剤(2回目に塗る薬)
まずは①の薬を毛先のグラデーションが欲しい程度に塗ります。

次にできるだけ境目がはっきり出ないように縦の筋をつけていきます。(カラーブラシを縦に向けて塗るとやりやすい)

15分から20分ほど放置
一度シャンプーして流します。(この時3回ぐらいしっかりシャンプーして完全にブリーチを落としきること)

②の薬を根元から毛先まで一気に塗り込みます。(毛先に色が入り過ぎそうな場合は少し毛先を濡らしておくと薄めに入ってくれます。)
15分ほど放置して色が染まったらシャンプー

完成!

 

トリートメントカラーって傷まないの??

最近はトリートメントカラーっていうのも出てきたな
トリートメントで染めるから傷まない』って宣伝してるけど、どうなんだろう??

 

トリートメントカラーとは『塩基性染料』のことです。
簡単に言うと、『トリートメントに色味を混ぜた』イメージですが、全く傷まないものはありません。普通のヘアカラーよりは断然痛みはマシですが、キューティクルの間にある脂質『キューティクルCMC』を溶かしたりするものもあるので注意が必要です。ヘアカラーと違って、『毎日少しづつ染めていく』ものなので使ってる人にも安心感があるのが特徴ですね。

本当にキレイに染まるの?
通常、美容室でするようなヘアカラーは『アルカリ剤』の力でキューティクルを無理やりこじ開けて染料を入れていきます。その時にキューティクルが剥がれていってしまったり、中の栄養分が流出して髪の内部がスカスカになってパサついてしまうというリスクがありますが、その分しっかり中まで染料が浸透するのでしっかり染まったり、色味が選べたりしてデザイン的にも楽しめるというのが特徴です。
それに比べてトリートメントカラーは頭皮や髪の毛に負担が少ない分、染まりは弱く、色味も自分好みには選べません。

■メリット
痛みが少なく染められる
美容室に頻繁に通わなくても良い
頭皮にも負担が少ない

■デメリット
色がほとんど選べない
色持ちはあまり良くない
暗くすることはできるが、明るくすることはできない

頻繁にカラーをする人はトリートメントカラー
こういった方は染めてから1週間もすればまた『根元の新しく生えてきた白髪が気になる』といった、状態になるので『頻繁に染めないといけない』というスパイラルに陥ってしまいます。
ですが、頭皮の負担を考えると5週間以内に2回ヘアカラーをするのは頭皮に多大な負担をかけてしまうので細毛抜け毛の原因にもなります。なので『月に2回はカラーをしたい』という方は美容室でのヘアカラーの間の期間にトリートメントカラーをするのがおススメです。

 

~カラー後~

よしっ。こんなもんだろ
ありがとうございます!わぁ キレイに染まってる♪
代わりに俺のヘッドスパをするんだ。50分コースな。
ふぇ?!わかりましてゃ~。。。

まとめ

  • 自宅カラーはお店カラーの5倍傷んでしまう
  • 自宅カラーのダメージが大きい原因は塗り分けができないから
  • 市販のカラーははパッケージ通りの色にならない
  • カラーの選び方は 明るさ・色味・デザイン で選ぶ
  • カラー後は3回はシャンプーする事
  • 根元は少し暗めの方が良い
  • 暖色系・寒色系で色抜けの原因は違う
  • カラーの前後はたっぷり保湿してあげる事