お家カラーのやり方

■新しく伸びた根元部分(プリン)だけを染めたい場合
今の毛先の明るさと同じ明るさ(できればブラウンかナチュラルなどの色味が入ってない自然な色)のカラー剤を選ぶ
※染まりにくい人は1段階明るめの薬、染まりやすい人は1段階暗めの薬
①染まりにくい個所から塗っていく(誰かに塗ってもらえる場合は後ろだけでも塗ってもらいましょう)
塗る順序:)襟足→徐々に上に→トップ→もみあげ→徐々に上に→前髪
②塗り終えてから10分~15分したら流しましょう(最高でも20分以上はおかない)

■全体を染めて明るさを明るくしたい場合
根元の薬は希望の明るさのものを選ぶ
※染まりにくい人は1段階明るめの薬、染まりやすい人は1段階暗めの薬
毛先の薬は根元の薬にトリートメントを混ぜて使う《2:1~1:1》
トリートメントを混ぜることで薬の強さを調節して染まりムラをなくします。
①根元を塗ります。(塗り方は根元部分だけを染めたい場合と同じ手順で)
②毛先をぬります。ミディアム以上の長さの人は毛先(毛先側半分)→中間(根元側半分)の順で塗っていく
③塗り終えてから10分~15分したら流しましょう(最高でも20分以上はおかない)
※染まりやすい人は先に毛先を塗ってから根元を塗ってもOK

■全体を染めて明るさを暗くしたい場合
根元の薬は仕上がり希望の明るさのものを選ぶ
※染まりにくい人は1段階明るめの薬、染まりやすい人は1段階暗めの薬
毛先の薬は希望の明るさよりも1段階暗めの薬を選ぶ
※毛先の薬とトリートメント(お風呂で使ってるもの)を混ぜる《1:1~1:2》
トリートメントと混ぜることで薬の力を弱くします。この時、色味も薄まるのでその分カラー剤購入時は1段階暗めのものを選んでおきます。
①根元を塗ります。(塗り方は根元部分だけを染めたい場合と同じ手順で)
②毛先をぬります。ミディアム以上の長さの人は中間(根元側半分)→毛先(毛先側半分)の順で塗っていく
③塗り終えてから10分~15分したら流しましょう(最高でも20分以上はおかない)
※染まりやすい人は先に毛先を塗ってから根元を塗ってもOK
カラー後のシャンプーの仕方

3回はシャンプーする事
カラーの残留薬液はなかなか落ちません。シャンプーしたら落ちたように感じるかもしれませんが残留アルカリなんかは完全に抜けるのに2か月はかかったりします。美容室では特殊な洗浄剤などで残留薬剤をとったりしますが、お家では難しいのでしっかりシャンプーをしましょう。
しっかりシャンプーを3回は行うことで、出来るだけ髪の内部に残った薬剤を取り除きます。
根元のカラーは少し暗めの方が良い

プリンを目立たなくする簡単な方法として『根元を少し暗めにグラデーションっぽく染める』という方法があります。


少し暗めって変にならないの??
グラデーションやデザインカラーが当たり前の時代になってきて『1色のキレイなカラー』というのがあまり重要視されなくなってきました。勿論キレイな1色染めも良いのですが、目的に合わせて少し色を変えてあげるというのがオシャレの一つになってるんですね!あまりに差をつけすぎると染めた意味がなくなってしまいますが、『2トーンぐらいの差をつける』ぐらいで伝えると担当の美容師さんもわかってくれるので良いでしょう

根元を明るくするのは『ネモキン(根元金髪じゃん!の略)』といってプリンが目立つだけでなく『自分で染めた感』が出てしまうので危険ですね。。やめましょう。
髪の負担を減らす3つの方法
色抜けをしにくいための改善策は??

色味によって気を付けることを変える
■暖色系のカラー(ピンクやバイオレッドやオレンジなど)→シャンプーの時に色落ちをするので洗浄力の優しいサロンシャンプーを使う
■寒色系のカラー(アッシュやマットやグレー)→紫外線やアイロンの熱で色抜けがするのでヒートプロテクトやUVカット効果のあるトリートメントやスタイリング剤を使う

染める時にグラデーションの部分を予め濃く染めておく
ブリーチ剤を使用している毛先のグラデーション部分は根元のブリーチを使ってない部分よりも『数倍色落ちが早い』ので、予め毛先部分は濃く色を染めておくと良いかもしれません。
濃く染める方法→毛先から塗って5分ほど置いてから根元を塗っていく or 根元と毛先で色の濃さの違うカラー剤を用意しておく など
頭皮の負担を減らす方法

1.カラーをする前
顔に塗る化粧水を頭皮になじませて保湿をしておきます。頭皮にオイルを塗りこんでおく。グレープシードオイルがオススメ!(スーパーなどでも売っているサラサラな油)
→カラー剤は頭皮の『皮脂』を奪い去って乾燥状態にします。なので事前にこうして頭皮を保湿させた状態で行います。

2.カラーをした後
3回はシャンプーをしてしっかり洗い流すこと。もう一度頭皮に化粧水やオイルを塗って保湿をしてあげること
→更にカラー後にも頭皮を保湿することによって乾燥状態をなくし、頭皮が炎症を起こすのを抑えます。
髪の負担を減らす方法

1.カラーをする前
毛先を水で少し湿らせておく(ダメージ部分は献上状態よりも水分量が少ないため、染まりが浅くなったりします。)できれば洗い流さないトリートメントのミストタイプかポカリスエットがオススメ!

2.カラー中
カラー剤にトリートメントやオイルを混ぜておく
カラー剤に対して5~10%ほどトリートメント(できればサロンで買うような栄養価の高いもの)
→栄養が抜けるときは入りやすい時でもあります。カラー中はダメージを受けて髪の栄養が流出しやすい代わりに入りやすい時でもあるのです。

3.カラーをした後
3回はシャンプーをしてしっかり洗い流すこと
ドライヤーはシャンプー後できるだけ早く乾かして100%完全には乾かさないようにする(80%乾かして後は冷風で冷ます)

